初心者向け基本のセキュリティ約7分

セキュリティ対策を「続ける仕組み」にする

この教材でわかること:バックアップの確認やプラグインの更新といった、これまで紹介してきた個別の対策を、1回きりではなく「続けられる習慣」にまとめる考え方です。

このカテゴリでは、「バックアップの重要性と頻度」、「公衆Wi-Fiの危険性と安全な使い方」、「SSL証明書とHTTPSの基本」、「プラグイン・テーマの安全な管理」と、それぞれの対策を1つずつ見てきました。この教材では、それらを個別にではなく、1つのまとまった「続ける仕組み」にする考え方を紹介します。

散らばった対策が、いつの間にか止まってしまう理由

1つひとつの対策は分かっていても、「いつ・誰が確認するか」が決まっていないと、日々の忙しさの中でいつの間にか確認が止まってしまいます。更新が止まったプラグイン、期限が近いSSL証明書、動かしたことのないバックアップ――これらは、対策そのものを知らなかったからではなく、確認を「続ける仕組み」がなかったことが原因で見落とされることが少なくありません。

月次確認のたたき台

完璧なチェックリストでなくても構いません。まずは、月に一度程度、次のような項目を確認する時間を決めてみましょう。

  1. バックアップ:バックアップが実際に取られているか、保存先・頻度が変わっていないかを確認する
  2. プラグイン・テーマ・CMS本体の更新:更新が止まっているものがないか、使っていないプラグインが残っていないかを確認する
  3. SSL証明書の状態:サイトが問題なくhttpsで表示されているか、証明書の自動更新が機能しているかを確認する
  4. アカウントの見直し:管理画面や関連サービスのアカウント一覧に、使っていないものが残っていないかを確認する

誰が・いつ確認するかを決めておく

チェックリストを作るだけでは、実行されるとは限りません。「毎月最初の営業日に、誰が確認する」というように、担当者と時期をあらかじめ決めておくことで、確認そのものが仕組みとして続きやすくなります。自社で確認できない項目(証明書の自動更新設定など)は、制作会社・管理会社に定期的な報告を依頼する形でも構いません。

何をすべきか(まとめ)

  1. 上記4項目を、自社用の簡単なチェックリストにしてみる
  2. 確認する頻度(月1回など)と、担当者を決める
  3. 自社で確認できない項目は、管理会社に定期報告を依頼する

この教材は、これまでの教材で紹介した個別の対策を、無理なく続けられる1つの習慣としてまとめたものです。個別の会社の安全を保証するものではありません。

教材一覧へ戻る ・ 無料診断でサイトを確認する